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福岡市の街並み(データで読む福岡)
データで読む福岡人口オープンデータ2026年7月23日

データで見る福岡市7区の人口ランキング|人口・面積・人口密度で読む街の重心

福岡市は7つの行政区からなる。同じ市内でも、区によって人口や広さは大きく異なり、その差は街の性格そのものを映している。この記事では、公開データをもとに7区を人口・面積・人口密度で並べ、福岡という街の「重心」を数字で読み解く。

7区の人口ランキング

福岡市は九州最大の政令指定都市で、総人口は約160万人にのぼる。総務省統計局の公開データ(統計でみる市区町村のすがた 2025)によると、7区の人口は次のとおりである。

福岡市 行政区別の人口(統計でみる市区町村のすがた2025 による)
順位人口
1東区322,503 人
2南区265,583 人
3博多区252,034 人
4早良区221,328 人
5西区212,579 人
6中央区205,501 人
7城南区132,864 人
福岡市 計1,612,392 人

最も人口が多いのは東区で、32万人を超える。上位の東・南・博多の3区だけで、市全体の人口のほぼ半分を占める。一方、最も少ない城南区は約13万人で、東区の半分以下。同じ市内でも区によって規模が大きく異なることがわかる。

面積で見ると順位が変わる

人口の多さと「広さ」は必ずしも一致しない。各区の面積(福岡市)は次のとおりで、市全体の面積は約343平方キロメートルである。

福岡市 行政区別の面積
順位面積
1早良区95.87 km2
2西区84.17 km2
3東区69.36 km2
4博多区31.63 km2
5南区30.98 km2
6城南区15.99 km2
7中央区15.40 km2

面積が最も広いのは早良区(約95.87平方km)で、南部に山や川を含む。次いで西区(約84.17平方km)が海に面して広い。人口では4位の早良区が、面積では1位という点に、都心と郊外の違いが表れている。逆に、都心を抱える中央区は最も狭い(約15.40平方km)。

人口密度ランキング — 中央区の突出

人口を面積で割った人口密度(1平方キロメートルあたりの人数)を試算すると、区ごとの性格がさらにはっきりする。

福岡市 行政区別の人口密度(人口を面積で割った概数)
順位人口密度
1中央区約 13,344 人
2南区約 8,573 人
3城南区約 8,309 人
4博多区約 7,968 人
5東区約 4,650 人
6西区約 2,526 人
7早良区約 2,309 人

突出して高いのが中央区で、1平方kmあたり約1万3千人。天神を抱える都心らしい数字である。対照的に、早良区・西区は約2,300〜2,500人と低い。人口では中位・上位の両区だが、山や海を含む広い面積のため、密度で見ると郊外的な顔になる。福岡が「コンパクトな都心」と「自然の残る周縁」を併せ持つ街であることが、数字からも読み取れる。

街歩きの視点で読むと

人口や密度の数字は、そのまま街の雰囲気にも重なる。密度の高い中央区(天神・大名・薬院)は、店やスポットが密集し、歩くほどに発見がある。一方、早良区・西区(西新・百道浜・姪浜方面)は、海や公園といった自然と、点在するスポットを程よい距離感で楽しめる。Fukuoka Discovery で紹介しているエリアも、この濃淡のなかに広がっている。

データを読むときの注意: 人口は基準日や集計方法によって変わり、出典によって数値が異なる。最新の月別の値は福岡市の推計人口で確認できる。本記事の人口密度は、人口を面積で割って求めた概数である。

出典・参考

本記事の人口・面積の数値は以下の公開データをもとに整理し、人口密度はそれらから試算した(最終確認:2026年7月)。

  1. 総務省統計局「統計でみる市区町村のすがた」(政府統計ポータル e-Stat) e-stat.go.jp
  2. 福岡市 推計人口(行政区別)オープンデータ(提供:福岡市/CC BY・令和7年6月1日現在ほか) data.bodik.jp
  3. 福岡市 推計・登録人口(最新)/市勢(面積) city.fukuoka.lg.jp

※ Fukuoka Discovery は、行政・公的機関の公開データをもとに編集しています。人口は基準日・集計方法により変わるため、正確な最新値は上記の一次資料でご確認ください。