福岡市民のソウルフードとして長年親しまれてきた万十の専門店である。ムツゴロウをかたどった細長い生地に餡をしっぽの先までぎっしり詰め込むのが特徴で、その姿から「むっちゃん」の愛称で呼ばれ続けてきた。
定番の粒あんに加え、一番人気は甘い生地に卵とハムを挟んだ変わり種の「ハムエッグ」で、おやつにも軽食にもなる独特の一品として長く支持を集めている。いずれも一個数百円と手頃で、西新商店街の食べ歩きにちょうどよい。
焼きたてを店頭で頬張るのが西新流であり、商店街を歩けば香ばしい匂いに自然と足が止まる。ビルの建て替えに伴って店舗を一時的に移した時期もあり、訪れる際は最新の営業場所を確認しておくと確実である。
地下鉄西新駅から徒歩数分、街歩きの途中に気軽に立ち寄りたい福岡定番の一軒である。