二〇二一年に西新の住宅街で開業した、青い扉が目印の小さなリノベーションカフェである。店主が自ら手がけた扉と、DIYを中心に整えた温かみのある内装が、隠れ家らしい落ち着いた空気をつくり出している。
フレンチで腕を磨いた店主による本格的な一皿が持ち味で、サンドイッチや焼き菓子とともに、ていねいに仕立てた料理を味わうことができる。住宅街にひっそりと佇むため観光客が迷い込むことは少なく、静かに過ごしたい時間にふさわしい。
派手な立地でも大きな看板でもなく、青い扉を目印に訪ねる過程そのものが、この店の魅力の一部となっている。
地下鉄西新駅から徒歩八分ほど、街の喧騒から少し離れて一息つきたいときに立ち寄りたい。