照明とインテリアDIYの世界へ深くのめり込ませる、博多の隠れた聖地がLIGHTSである。博多駅から歩いて15分、キャナルシティ近くのビルの一角に佇むこの専門ショップは、既製品では決して出会えない「自分だけの一灯」を求める人たちの終着点だ。店内に一歩踏み込めば、真鍮金具、ガラスシェード、ソケット、ペンダントコード、ヴィンテージ風のエジソン球まで、見ているだけで時間を忘れるほどのパーツが所狭しと並んでいる。国内外から丁寧に選び抜かれたこれらの素材は、いずれも質感と佇まいに優れたものばかりで、素人でも「プロの選択眼」を体験できる空間になっている。
LIGHTSの真の価値は、単なる部品販売にとどまらない。スタッフは照明の知識が豊富で、「どんな雰囲気の部屋にしたいか」「今の家具のテイストは」といった相談に丁寧に応じ、最適なパーツの組み合わせを提案してくれる。E26口金のシェードやペンダントコードが中心で、電気工事士の資格がなくても扱える親切設計だ。初めてのDIY挑戦者から、古い家をセルフリノベーション中のこだわり層、カフェや飲食店のオーナーまで、プロ・アマ問わず幅広い客層がここを訪れるのはそのためである。
店内の構成は、用途別・スタイル別に整理されており、思いのほか探しやすい。アンティーク調の真鍮ソケットコーナー、北欧テイストのファブリックシェードが揃う一角、モダンなガラスシェードのセレクション、そして配線材料や工具まで、照明制作に必要なほぼすべての要素が一箇所で揃う。さらに驚くべきは価格帯だ。既製品よりも圧倒的に安く、かつ品質は上回る。たとえば、デザイナーズ照明であれば数万円するペンダントライトを、数千円のパーツ組み合わせで実現できてしまう。その経済性も、このショップが多くのリノベーション層に支持される理由の一つだ。
おすすめの楽しみ方は、雑誌やSNS、インテリアサイトで見かけた照明イメージを頭に入れて来店し、実際のパーツを手に取りながら「完成形」を想像するプロセスだ。その過程で、思いがけない素材との出会いや新しい組み合わせのアイデアが生まれることも多い。気づけば1時間以上滞在していた、という訪問者の声は珍しくない。スタッフに完成予想図をスマートフォンで見せながら相談すれば、さらに実現性の高い提案が返ってくるだろう。
訪問のコツとしては、穴場度が高いため平日の昼間の訪問がゆっくり相談しやすい。週末は照明DIYに興味を持つ人たちで混雑する傾向にあり、個別対応を望むなら平日が断然有利だ。また、購入後の組み立てや設置についても気軽に質問でき、アフターケアのフォローも充実している。万が一パーツ選びに失敗しても、交換や返品に応じてくれるフレキシブルな対応が信頼を集めている。
周辺エリアとの組み合わせも効果的だ。帰りはキャナルシティで食事を楽しむもよし、博多駅周辺の百貨店で照明を参考に見学するもよし、あるいは天神方面へ足を延ばして、家具店と組み合わせるのも良い。自分の部屋づくりへの視点が一段階深まる、そんな実践的なスポット体験ができるのがLIGHTSなのである。最寄り駅は博多駅で、徒歩15分程度。